両親が認知症になり、介護方法、進行抑制、予防などさまざまな調査を行ってきました。
その過程で自分も認知症になるリスクがあることに気づきました(目からウロコ)。。。
しかも、40代からの生活習慣次第では、認知症になるのが早まったりすることがわかってきました。 (逆に遅くすることもできます)
ある程度の年齢になると、親の介護で大変なのに、自分の将来の心配も必要になってきます(笑)。
この記事は自分自身の認知症予防に興味を抱く(悩みを抱える)方に向けて発信しています。
このブログで得られる情報は以下のとおりです。
自分には関係ないと思った方はスルーしてください。
・40代から認知症予防に取組む必要があるという理由 ・認知症予防の方法 |
1.認知症の種類
現在、認知症は65歳以上の10人に1人が発症しています。
原因別にいくつかの種類がありますが、一番多いのがアルツハイマー病で認知症の約6割を占めます。
![](https://syaka-mon.com/wp-content/uploads/2019/09/認知症の種類.jpg)
ですので、ここではアルツハイマーに絞って話を進めていきます。
2.アルツハイマーの原因
アルツハイマー病はβアミロイドとよばれるタンパク質が脳内に蓄積することが原因とされています。
これが蓄積していくことで脳細胞が死滅し、脳のネットワークが失われていきます。
このアミロイドベータは、発症の20年以上も前から脳内に蓄積を始めることが明らかになっています。
ということは、40歳を過ぎたら認知症予防を視野にいれた生活習慣の改善に取組む必要があるのです。
3.アミロイドベータの蓄積を防ぐ生活習慣
アミロイドベータの蓄積を防ぐ生活習慣=以前の記事で記載している4つの方法となります。ですので、以下にこれらを紹介します。(各記事へのリンクを貼っておきます)
①運動をおこなう ②食事に気をつける ③社会的な活動に参加する (現役で仕事している人はこれは不要) (上記は、公益財団法人長寿科学振興財団が公表している「認知症予防の3つのポイント」) ④骨が出す若返り物質で予防(上記3つとは異なりますが、このような方法もあります) |
40代とは言わず、もっと早い段階で習慣化すると良いでしょう。
4.避けるべき生活習慣
逆に、避けるべき生活習慣は以下のとおりです。認知症予防目的に限らず、一般的に健康維持のために避けるべき行為ですね。
● 喫煙
● 多量飲酒
● 食べすぎ(特に糖質や脂質の過剰摂取)
● 人づきあいがほとんどない
● 本や新聞などを読まない
5.補足
認知度が低下しはじめてから自力で生活習慣を改善するのは無理です。
なぜならすでに脳が新しいこと取組むことや、変化に対応できなくなっているからです。
これは認知症の両親を見てきた実体験から断言できます。
そういう意味でも40代から生活習慣の改善に取組むのが良いでしょう。
<参考文献>
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