効率的記憶法・ライトナーシステムの現代版=YoS式記憶術

豊かな人生のためには、知識、知恵、コミュニケーションなど様々な能力が必要となります。これらの能力は、仕事や人間関係において良質なアウトプットに繋がるからです。そしてこの良質なアウトプットは、良質な情報を脳内にストックしておくことやアウトプットのトレーニングから生み出されると私は考えています。
ここでは良質な情報を脳内にストックしておくための技術について触れていきます。

1 ライトナーシステム とは

ライトナーシステムとは、次のような効率的記憶法です。
・1970年代にドイツの科学記者セバスチャン・ライトナーが提案した
・単語帳を使用した方法
・覚えたものは復習間隔が次第に延びていく、間隔反復原理を活用している
 (逆に、覚えにくいものは頻度高く復習を行う)

2 具体的運用方法

具体的な運用方法は以下のとおりです。

A、B、C、D、Eの箱を用意し、Aに単語カードをすべて入れる。
Aから単語カードを取り出して、正解したカードはBに移し、
間違えたカードはAに残す。
同じことをB→C、C→D・・・と行う。

Aは覚えにくいものなので1日おき、
Bは3日おき、
Cは1週間おき・・・という風に復習する。

このような復習をすれば、覚えやすいもの(E側)は少ない頻度で、
覚えにくいもの(A側)は多い頻度で復習できる。

3 YoS的考察

この方法は、忘却曲線理論を活用した科学的で合理的な方法だと思います。
が、運用をするにはちょっと面倒です。
なぜなら、
①この箱のあるところでしかこの学習はできない
②「勉強しよう」という能動的な意思がないと着手できない
・・・といった点に改善の余地がありそうだからです。

4 現代版ライトナーシステム=YoS式記憶術

このライトナーシステムを現代的にスマートフォンを活用して実施できるようにしたメソッドが、YoS式記憶術です。
前述の改善ポイントを補強したものであり、10分で理解できて一生使えるツールです。
詳細はコチラをご覧ください。

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