認知症予防(予防に効果的な運動=コグニサイズ)

1.認知症予防に必要なこと

これは、先日のブログでご紹介した 公益財団法人長寿科学振興財団が公表している「認知症予防の3つのポイント」です。

●運動をおこなう
●食事に気をつける
●社会的な活動に参加する

今回はこのうち、「運動をおこなう」について具体例をあげてご紹介したいと思います。

2.コグニサイズについて

ここでは、認知症予防に効果的なメソッドである「コグニサイズ」をご紹介します。
コグニサイズとは、「エクササイズ」と「コグニッション」を掛け合わせた造語です。
国立長寿医療研究センターが開発した、 ①運動と②認知課題を組み合わせた認知症予防のメソッドです 。

もう少し詳しく説明すると、
まず、運動で体全体の血流を良くしつつ、
さらに、
計算やしりとりなどの認知課題に取り組む
ことによって脳への血流を高めて、
脳を活性化させるということです。

脳も筋肉などと同じように適度に負荷をかけることで
発達したり維持できるのですが、
脳は筋肉と違って、見えないし、鍛えた結果がわかりづらいので
あまり熱心に取り組まれていないように思います。

でも、コグニサイズによって、
脳を鍛えたり、維持したりできるということを
皆さんには知ってもらいたいと思っています。

3.コグニサイズの具体例①  (コグニステップ)

コグニサイズといっても、いろいろなものがあるのですが、
おすすめしたいのは、コグニステップというものです。
場所を選ばずにできます。一人でもできます。
家族の方が携帯電話でサポートしながらでもできます。

第一課題、第二、第三の順に進めていきます。
このブログを見ながら座ったままで良いのでやってみてください。

YouTubeで動画でも見れます。 (3:00より)
https://www.youtube.com/watch?v=S4L_xeo4gio

4.コグニサイズの具体例②  (コグニウォーク)

具体例の2つ目は、コグニウォークです。
これは2人の場合におススメです。

2人でウォーキングしながらしりとり、などを行います。
大股で少し早目に歩くことをこころがけます。

5.コグニサイズの具体例③  (踏み台昇降しりとり)

具体例の3つ目は、踏み台昇降しりとりです。
これは3人の場合におススメです。あるいは4-5人にも応用できます。

踏み台昇降しながらしりとりを行います。
しりとりの際に、自分の回答の前に、前の2人分の回答も併せて回答します。

6.実行・継続には家族の支援が必要

ここまで、ご紹介しましたが、
大事なことは、「やっといてね」ではなく、軌道にのるまで家族がサポートすることです。

家族がサポートする方法については、
以前のブログで述べているので、是非そちらをご覧ください。
https://syaka-mon.com/2019/08/04/ninchi-2/

参考情報


コメント

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  2. […] 運動をおこなう ② 食事に気をつける ③ 社会的な活動に参加する […]

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