認知症予防(骨が出す若返り物質で予防)

先日のブログでご紹介した 公益財団法人長寿科学振興財団が公表している「認知症予防の3つのポイント」です。

●運動をおこなう
●食事に気をつける
●社会的な活動に参加する

今回はこれらとは少し異なる視点での予防方法をご紹介します。

1.骨が出す若返り物質とは!?

運動により骨に力をかけると、骨を作る細胞が新しくできてくるだけでなく、「オステオカルシン」という物質が分泌されます(コロンビア大学などの研究より)。
「オステオカルシン」は、記憶力、筋力、精力などをアップする若返り物質として働くことが知られており、認知機能の改善に関わっています(筋肉増強、精力のアップにも)。

2.若返り物質を出す方法(その1)

ここでは、最もカンタンな方法だと思うので、「かかと落とし」を紹介します。やり方は以下のとおりです。

①背筋を伸ばして直立する
②両脚のかかとを上げてつま先立ち
③かかとをストンと落として衝撃を与える

これを、
※1日30回、毎日行います
※毎日決まったときにやります(習慣化する)
※家族が一緒にいるときは一緒にやります

3.若返り物質を出す方法(その2)

その他の方法についてもご紹介します。
これらは、体力的に可能であればなんですが、
・階段の下りを利用して足の裏に衝撃をあたえる
・その場でジャンプして足の裏に衝撃を与える
ということです。
80代くらいになってくると難しいかもしれませんが、
60代くらいなら大丈夫ではないかと思います。
比較的若いうちから習慣化しておいたら良いと思います。

4 参考

以下は、NHKウェブサイトからの引用となりますが、アメリカ、コロンビア大学のジェラール・カーセンティ博士( 骨の出すメッセージ物質の専門家)の研究結果です。

カーセンティ博士が注目しているのが「骨芽細胞」が出すメッセージ物質「オステオカルシン」。オステオカルシンは骨の中から血管を通じて全身に届けられ、「記憶力」「筋力」さらには「生殖力」まで若く保つ力があることがわかっています。

例えばオステオカルシンがないマウスでは、位置を記憶する能力が衰えたり、精子の数が半分近くまで減少してしまうことが実験で確認されています。骨芽細胞といえば、骨を作る細胞。その細胞が、若さを生み出す驚きのパワーを持っていることが、最新の研究で明らかになっているのです。

コメント

  1. […] 【過去の記事で記載している認知症予防方法】 ●運動をおこなう●食事に気をつける ●社会的な活動に参加する ●骨が出す若返り物質で予防 […]

  2. […] ① 運動をおこなう ② 食事に気をつける ③ 社会的な活動に参加する (現役で仕事している人はこれは不要) (上記は、公益財団法人長寿科学振興財団が公表している「認知症予防の3つのポイント」) ④骨が出す若返り物質で予防(上記3つとは異なりますが、このような方法もあります) […]

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